SAVE JAPAN プロジェクト 2024-2025

レポート

街中de菜の花畑『ビオトープをつくろう!』

2024年12月07日(土)実施
  • 両生類
  • 昆虫・その他
  • 藻類

レポート

もともと水田だった畑。
雨が降ると、くぼみに水たまりができ、そこに色々な水生生物が遊びに来ます。
常に水がある状態にすると、どんな生き物が住みついてくれるのだろう?
と始まったこのプロジェクト。
第一弾は、水を溜めるための穴掘りと、雨水が効率よく入るための装置づくり。

みんなで、力を合わせて畑に大きな穴を掘りました。

どんな生き物が来てくれるのか今から楽しみです♪

当日のスケジュール

13:30 
 ミニレクチャー『ビオトープの作り方』
13:45頃~  
 ビオトープづくりスタート!
 合間に、看板のお絵描きも♪
15:15頃  
 後片付け・ふりかえり
15:30   
 解散

実施内容

ビオトープって?
どんなものなのか?どうやって作るのかレクチャーを受けました。
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さっそく、設置位置の穴掘り作業。
大きくて深い穴を掘らないとだけど、みんなでかかれば何とかなる?
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冬眠中のカエルに遭遇!(起こしてごめん、、、)
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穴掘りは重労働なので、交代しながらやりました。
(休憩がてら看板に絵を描いて息抜き)
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水がしみ込んでいかないように、防水シートを敷きます。
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今日の作業はここまで。おつかれさまでした。

※雨水を効率よく入れる装置は、風呂釜を活用する予定
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このイベントで得られたこと

ビオトープのしくみについて詳しく知ることができました。
土の中に残っている水生生物の卵が実は生きていて、水を入れることで孵化するかもしれないということ、
単に穴を掘っただけではダメなこと、
近くに川などの水源が無い地域で、雨水を活用しながら作るための工夫など、
面白いアイデアを学べました。

参加者の声

  • 穴を掘っていたら、カチカチになったカエルが出てきてビックリしました。 冬眠中のカエルを初めて見ました。
  • 穴掘りは大変だったけど、完成が楽しみです。
  • 1回で完成しない大変さに驚きました。
  • コンクリートで固めたら楽なのでは?と思いましたが、自然を生かすためにはあるものを使うのがベストなのですね。
  • 本当に上手くいくのだろうか…

イベント実施結果

参加者数
7名
実施してよかった点

ビオトープを自分たちで作ることで、ワクワク感を得られました。
無事に完成したら、どんな生き物が住みついてくれるのか楽しみです。

実施して苦労した点

穴を掘るのが大変で、想定以上に時間がかかってしまいました。
ビオトープ、一筋縄ではいかないことが分かり、次月以降は毎月スタッフの協力を得ながら少しずつ整備していくことになりました。

特に寄付が活きたと感じた点

ビオトープを作るのに必要な資材の購入はもちろん、指導者を招いてビオトープについて深く知ることができました。

主催・共催

NPO法人市民活動サークルえん
NPO法人宙塾

協力・後援等

NPO法人ナルク奈良

協賛
損害保険ジャパン株式会社